【徹底解説】XMで利用できる4つの口座タイプ

XMの口座の種類についての詳細を知りたい方は、この記事でその特徴やメリット、デメリットを詳しく解説しています。

結論から言うと、マイクロ口座は比較的少ない資金で取引を開始できるため、海外FX初心者の方に最適です。

XMには現在4種類の口座タイプがあるためどのXM口座が一番自分に合っているかは、記事を最後まで読んでいただければわかります。

XMの口座の種類は4つ

項目	スタンダード口座	マイクロ口座	KIWAMI極口座	Zero口座
注文方式	STP	STP	STP	ECN
最大レバレッジ	1,000倍	1,000倍	1,000倍	500倍
ロスカット水準	20%以下	20%以下	20%以下	20%以下
マージンコール	50%以下	50%以下	50%以下	50%以下
最大保有可能数	200ポジション	200ポジション	200ポジション	200ポジション
最低入金額	5＄	5＄	5＄	5＄
ロット単位	1lot=10万通貨	1lot=1,000通貨	1lot=10万通貨	1lot=10万通貨
最小取引量	0.01lot(MT4) 0.1lot(MT5)	0.01lot	0.01lot	0.01lot
最大取引量	50lot	100lot	50lot	50lot
取引手数料	無料	無料	無料	1lotあたり片道5$
口座維持費	基本無料	基本無料	基本無料	基本無料
最低スプレッド	最低1ピップ	最低1ピップ	最低0.6ピップ	最低0ピップ
通貨ペア数	55種類	55種類	55種類	54種類
CFD銘柄数	31種類	31種類	31種類	なし
貴金属数	2種類	2種類	2種類	2種類
複数口座開設
両建て
スキャルピング
自動売買
ボーナス	①未入金ボーナス ②100%入金ボーナス ③XMPロイヤリティ 　プログラム	①未入金ボーナス ②100%入金ボーナス ③XMPロイヤリティ 　プログラム	①未入金ボーナス	①未入金ボーナス

XMのスタンダード口座とマイクロ口座の比較

上の3つ以外はスタンダード口座もマイクロ口座の同じ仕様です。

1.1ロットの単位の違い

マイクロ口座は、通常口座と比較して、1ロットあたり「1,000通貨」とスタンダード口座の100分の1のサイズで構成されています。

つまり、マイクロ口座の100ロットがスタンダード口座の1ロットに相当するため、1ピップあたりの利益が100倍となります。

2.最小・最大ロット数の違い

	スタンダード口座	マイクロ口座
最大ロット数	50 lot(500万通貨)	100 lot(10万通貨)
最小ロット数	・MT4 : 0.01lot(1,000通貨) ・MT5 : 0.1lot(1万通貨)	0.01lot(10通貨)

マイクロ口座の場合、1ロットは1,000通貨、最小取引単位は0.01ロットで10通貨、スタンダード口座の100分の1のサイズとなります。

100ロットは取引可能な最大ロット数で、実質的には10万通貨となり、スタンダード口座の半分のサイズに相当します。

マイクロ口座でスタンダード口座の100分の1の大きさのロットで売買することができるのは、FX通貨ペア、GOLD、SILVERだけです。

それ以外のCFDは、スタンダード口座と同様に最小1,000通貨です。

3．銘柄の表示方法の違い

マイクロ口座には通貨ペアの後ろに”micro”という表記が付きます。

“micro”とは、1ロット＝1,000通貨という小さな単位で、通常の口座開設に必要な資金よりも少ない金額で取引できることを意味します。

“micro”という表記は、初心者の方でもどの商品かわかりやすく、安心して取引ができるよう配慮されています。

【海外FX初心者にオススメ】XMでマイクロ口座を利用するメリット２つ

海外FX初心者でも少額からトレードを始められる

XMのマイクロ口座は、少ない資金で取引ができるため、取引経験の少ない初心者でも無理なく始められるという利点があります。

また、ロットサイズがスタンダード口座の100分の1と大幅に縮小されているため、損失が発生した場合でも自己負担が最小限に抑えられます。

そのためマイクロ口座は、XMが提供するデモ口座で、ある程度取引に慣れた方に最適な選択肢です。

必要証拠金の必要性が最小限に抑えられているため、ローリスク・ローリターンで、取引につきものの心理的プレッシャーを軽減し取引に慣れることができます。

リスク抑えて、リアルな相場でトレード手法やEAの検証ができる

XMのマイクロ口座は、FX初心者の方でも安心して取引できるような仕組みになっています。

スタンダード口座やZero口座を利用する場合、取引可能なロットサイズが大きすぎるため、始めたばかりの方にはリスクが大きいです。

マイクロ口座を利用すれば、どのような種類の通貨でも最小10通貨から取引することができ、実験的な取引や損失から学ぶことができる可能性があります。

もちろん、取引に慣れてきたら、スタンダード口座やゼロ口座の利用を検討することも可能です。

XMでマイクロ口座を利用するデメリット2つ

マイクロ口座は最大取引量が小さいので大きな利益を狙える口座ではない

マイクロ口座は、FXを始めたばかりの方にとって、少額でリスクを抑えた取引ができるため、参入しやすい口座です。

ただし、マイクロ口座の最大取引量は、最大10万通貨に制限されています。

これに対し、スタンダード口座は比較的大きな取引量を提供し、最小値でも1,000通貨となります。

ですので、取引経験のあるトレーダーはあえてマイクロ口座を利用する必要はなく、スタンダード口座での取引をオススメします。

マイクロ口座ではデモトレードが利用できない

XMが提供するデモ口座では、マイクロ口座の設定を選択することはできません。

デモトレードは、「スタンダード口座」または「Zero口座」のいずれかでのみを利用可能です。マイクロ口座を利用するには、リアル口座を作成する必要があります。

XMのマイクロ口座がオススメな人

XMのマイクロ口座は、限られた資金で取引をしたい方や、FXを始めたばかりの方に適しています。

他の口座タイプに比べてリスクが高くないため、初心者に低リスクので貴重な実践経験を得る可能性を提供します。

さらに、必要な証拠金も少なくなっており、マイクロ口座はまだ多額の資金を蓄えていない方にとって望ましい選択肢となっています。

資金に余裕がない人

マイクロ口座はロット単位が1000通貨なので、1万円以下でも取引は可能です。ただし、利益は限定的であり、大きなリターンは望めません。

実際、XMのマイクロ口座開設に必要な最低資金は5ドルで、日本円で約500円の入金で取引経験を積むことができます。

あくまで、取引経験を積むことが目的な方が慣れてきたら、スタンダード口座に変更することをオススメします。

低リスクでリアル口座を使って実践経験を積みたい人

XMにはデモ口座もありますが、デモ口座で取引を行うことで得られる経験値と実際の取引で得られる経験値とでは大きく異なるものです。

ゴルフで言えば打ちっぱなしでどれほどいいスイングを身に付けても、実際のコースに出なければ、実践的なノウハウは身につきません。

FXも同じで、実際に資金を投入して取引を始めなければ、本当の意味での取引感覚は身につきません。

実際の取引に触れていない初心者がハイリスクで取引を始めるのは不安だと思いますので、ローリスクで参入できるマイクロ口座で取引を始めるのがオススメです。

海外FX業者を始めて利用する人

XMでは、FXになじみのない方でも安心して取引できるよう、4種類の口座を用意し、特にこれから取引を始める方向けに「マイクロ口座」を用意しています。

このような環境は、大きなリスクを負わずに少額で投資する機会を提供されていると言えます。

「FXはギャンブル」というイメージを払拭し、「少ないリスクで気軽に始められる」環境をXMは提供しています。

XMのKIWAMI極口座とZero口座の比較

	KIWAMI極口座	Zero口座
注文方式	STP(DD)方式	ECN方式
最大レバレッジ	1000倍	500倍
ロスカット水準	20%以下	20%以下
マージンコール	50%	50%
最大保有可能数	200ポジション	200ポジション
最低入金額	5＄	5＄
ロット単位	1lot=10万通貨	1lot=10万通貨
最小取引量	0.01lot	0.01lot
最大取引量	50lot	50lot
スプレッド平均	0.6pips	0.3pips
取引手数料	無料	1lotあたり往復10＄(1pips)
通貨ペア数	55種類	54種類
コモディティ
株式指数
貴金属数	2種類	2種類
エネルギー
仮想通貨	32種類
ボーナス	未入金ボーナス	未入金ボーナス
オススメな人	中～上級者	中～上級者

XMのKIWAMI極口座の特徴

KIWAMI極口座のメリット
・スプレッドが狭い
・取引手数料が無料
・最大レバレッジ1000倍
・主要銘柄がスワップフリー

KIWAMI極口座のデメリット
・入金ボーナスがない
・XMポイント(XMPロイヤリティプログラム)の対象外
・STP方式(DD方式)である
・デモ口座では利用できない

KIWAMI極口座のメリット

スプレッドが狭く取引手数料が無料

XMの「Zero口座」は、スプレッドは他より狭いものの、取引手数料が高いのが特徴です。

1ロットあたり10ドル（または1pips）の標準レートで計算すると、ドル円のスプレッドが0.1pipsと低くても、取引コストは合計1.1pipsにもなります。

一方、KIWAMI極口座では、取引コストを追加することなく平均0.7pips程度のスプレッドで取引できるため、Zero口座よりもお得に取引できます。

最大レバレッジが1000倍

XMのZero口座では最大500倍までレバレッジ取引が可能ですが、KIWAMI極口座は1000倍までレバレッジ取引が可能です。

このため、レバレッジを効かせて資金を増やしたい方は、取引コストを抑えることができる、KIWAMI極口座を利用することがオススメです。

主要銘柄がスワップフリー

KIWAMI極口座では、FX、貴金属、仮想通貨などの取引において、スワップフリーになります。

そのため、ポジションを長期間維持することができ、スイングトレードで利用される方には嬉しいシステムです。

ただし、金利差のある通貨を取引する場合は、スワップポイントを稼ぐことができません。

KIWAMI極口座のデメリット

入金ボーナスがない

KIWAMI極口座ではボーナスキャンペーンが「未入金ボーナス」のみ。

未入金ボーナスとは・・・新規口座開設の際に貰える13,000円のボーナス

XMのマイクロ口座とスタンダード口座では、入金したお客様に特典があり、最大140万円の追加資金を獲得できるキャンペーンを実施しています。

しかし、KIWAMI極口座ではこれが適用されません。

したがって、入金ボーナスで利益を得たい、手数料を割引して取引したいというお客様は、KIWAMI極口座はオススメできません。

XMポイント(XMPロイヤリティプログラム)の対象外

KIWAMI極口座は、XMが提供するXMPポイント(ロイヤリティプログラム)と呼ばれる取引ボーナスを利用することはできません。

XMPポイントは、トレーダーがキャッシュバックを受け、取引量に応じて取引資金として使用できるポイントです。

ボーナスなしでも狭いスプレッドの恩恵を受けたい場合は、KIWAMI極口座がオススメです。

すでにXMでの取引経験があり、スプレッドに不満を感じていた方や、追加ボーナスに頼らず自分の実力を存分に発揮できる環境を望む中～上級者の方に適した口座と言えそうです。

STP方式(DD方式)である

XMのKIWAMI極口座は、ダイレクト・ディーリング（DD）方式を導入している唯一の口座（XMの中で）です。

海外FXには、NDD方式とDD方式の2つの取引方式があります。

XMはNDD方式が一般的ですが、KIWAMI極の口座ではDD方式を採用しています。

DD方式は、FX会社の仲介による「呑み込み」のリスクがあります。

「呑み込み」の可能性が少なく「透明性の高い取引」の雰囲気を求める方は、スタンダード口座・マイクロ口座・Zero口座の利用を検討するのが良いかもしれません。

デモ口座では利用できない

KIWAMI極口座はデモ口座を使用することができません。

そのため、KIWAMI極口座を利用したい人は、リアル口座を開設する必要があります。

また、KIWAMI極口座は「入金不要のボーナス」（新規口座開設）を提供していますので、最初は13,000円のボーナスを利用して取引してみることをオススメします。

XMのKIWAMI極口座がオススメな人

ボーナスがなくても、上記の条件を好まれる方は是非、XMのKIWAMI極口座を利用して取引されることをオススメします。

XMのZero口座の特徴

他社のECN口座と比較した場合のXMのZero口座の大きなデメリットは、スプレッドと取引コストが高いことです。

Zero口座よりも低スプレッドが必要な方には、TradeViewやAXIORYがオススメかと思います。

この項目では、XMのZero口座のメリット、デメリットを詳しく解説しています。

この記事を読み終えた頃には、XMのZero口座を利用すべきかどうかを判断できるようになっていると思います。

Zero口座のメリット
・ECN方式を採用
・XMの他口座よりもスプレッドが狭い
・約定力が高いためスキャルピングを行いやすい

Zero口座のデメリット
・手数料が1lotあたり往復10＄かかる
・最大レバレッジが500倍（他の口座は1000倍)
・ボーナスは「未入金ボーナス」のみ

XMのZero口座は、スタンダード口座と比較して、少なくとも3つのメリットがあります。

具体的には、ECN（Electronic Communications Network）方式で取引を行うため、スプレッドが最小で約定力が非常に高いことです。

そのため、短期売買を行うトレーダーにとっては利用しやすい口座です。

Zero口座のメリット

ECN方式を採用

XMのZero口座で採用されているECN方式は、トレーダーの注文が直接「電子取引所」に通る取引方式です。

電子取引所は世界中の金融機関と直接つながっており、FXブローカーの介入に頼ることなく、注文を直接電子取引所に送信することが可能です。

その結果、ECN方式であるZero口座は、他のXMの口座と比較して非常に高い透明性で取引を行うことができます。

XMの他口座よりもスプレッドが狭い

XMが提供するZero口座は、他の口座と比較してスプレッドが狭いことが大きな魅力です。

ECN方式の口座を提供するということは、ブローカーが取引に介入しないため、スプレッドが低く設定される代わりに、取引手数料が設けられています。

よって、中級者から上級者まで、利益を追求するトレーダーには、スプレッドが狭いZero口座を利用するメリットがあります。

約定力が高いためスキャルピングを行いやすい

XMのZero口座は、ECN方式により、他の口座と比較して非常に高い約定力を提供します。

ECN方式では、トレーダーと電子取引所が直接リンクすることが可能です。

つまり、スキャルピングや短期売買のデイトレードを計画しているトレーダーは、XMのZero口座を使用することで約定力の心配をする必要がありません。

Zero口座のデメリット

手数料が1lotあたり往復10＄かかる

XMのZero口座では、1ロットあたりの往復取引に10ドルの手数料がかかりますが、狭いスプレッドで取引できます。

そのため、狭いスプレッドを利用すれば、取引手数料を支払っても全体のコストを下げることが可能です。

しかし、この取引手数料は初心者にとっては精神的なプレッシャーになる可能性があります。

そのため、狭いスプレッドを好むFX経験の豊富なトレーダーであれば、Zero口座の利用をオススメします。

最大レバレッジが500倍

XMの最大レバレッジ1000倍で取引可能であることが魅力的ですが、Zero口座は最大レバレッジ500倍に設定されています。

XMに限らず、他の海外FX業者のECN口座でも、トレーダーの安全のために最大レバレッジの制限を慎重に設けています。

XMのZero口座のこれらのレバレッジ制限は他社のECN口座より低くはありません。

それでも、1000倍のレバレッジで取引したい人は、スタンダード口座かマイクロ口座を利用することがオススメと言えます。

ボーナスは「未入金ボーナス」のみ

XMの最大のメリットは、最小限の投資で、ボーナスキャンペーンで何倍にも増やすことができることです。

このため、スタンダード口座とマイクロ口座は、少ない資金で多くの利益を得ようとする個人にとって、大変オススメです。

入金ボーナスもXMPポイントによる取引ボーナスも適用されないZero口座は、資金に余裕ない初心者のトレーダーにはあまりオススメできません。

Zero口座を利用したい中～上級者のトレーダーの方で口座を新規開設した方には、13,000円の「入金不要ボーナス」は利用できるので、お得に取引を開始することは可能です。

XMのZero口座がオススメな人

取引コストを低く抑えたいトレーダーで透明性の高いECN方式を採用している口座をお探しの方にオススメです。